2025年9月3日(水)11:00-12:00
形式
ZOOM(お申込後にご案内いたします)
対象
経営者・幹部・営業部門責任者の方向け
※同一企業様からのお申込は3名様までとさせて頂きます
※同業者様(人材育成業)のご参加はご遠慮ください

TORiXセミナーは毎回テーマが変わります。
今後、本セミナーと同じテーマを取り扱うセミナーの企画は“未定“です。
ご都合が合わない場合は、大変残念ではございますがご理解いただけますと幸いです。
セミナーの内容や、当社サービスについてお知りになりたいことがある方はぜひ「無料相談会」へお申し込みください。
無料相談会のお申込みはこちら
本セミナーで得られる5つのメリット
1
「相手の期待とズレないこと」を真っ先に教えるべき理由がわかる
若手がつまずく最大の要因は、能力不足ではなく「自分の行動が何を期待されているのか」が見えていないことにあります。上司や先輩、あるいはお客様がどんな結果を期待しているのか。その“ゴールの形”を理解せずに動いてしまうため、努力が空回りし、評価もされず、モチベーションも低下していく……これは本人の問題というより、初期指導の欠落です。だからこそ、最初に教えるべきは「技術」でも「姿勢」でもなく、「期待とのズレをどう埋めるか」という視点です。
2
「自信がある若手」より「不安とうまくつきあえる若手」が伸びる構造がわかる
仕事に自信満々で取り組む若手は、一見すると頼もしく映ります。しかし、実際に継続的に成長していくのは、むしろ「自分の未熟さ」や「まだうまくできないこと」としっかり向き合える若手です。「不安を感じる=能力がない」とみなされがちですが、実際には「不安を感じたときに何をするか」にこそ、その人の伸びしろが現れます。自信の有無よりも、不安とのつきあい方を教えることが、成長の土台を築く本質的な支援なのです。
3
「失敗を防ぐ」のではなく「失敗を歓迎する」と何が起こるかがわかる
多くの職場では「失敗しないように」という指導がなされがちです。しかし、この方針は若手にとって、チャレンジを避ける空気を生み出します。結果的に、無難な仕事しかしなくなり、成長の機会を自ら手放してしまうのです。むしろ大切なのは、失敗を“歓迎すべきサイン”として捉えることです。「そこまでやってみたのか」「ここでつまずいたのか」という発見が、実は育成における最大のヒントになります。上司や先輩が失敗にどう反応するかで、若手の挑戦意欲は大きく変わります。
4
”型”と”個性”を両立する鍵は「順番」にあることがわかる
「当社の若手は個性がない」「型ばかりにとらわれている」——こうした声が現場で聞かれる一方で、「型を教えないと、基本的なことが何もできないのでは」という懸念もあります。しかし、型と個性は本来、相反するものではありません。問題は、その“順番”にあります。最初に個性を求めると、経験値の少ない若手は拠り所を失い、曖昧で成果につながらない行動をとりがちです。一方で、まず型をしっかりと身につけさせ、その後に個性を加えるようにすれば、若手は安心して試行錯誤でき、成果も出やすくなります。
5
良い習慣化とは「反復」ではなく「意味づけの反復」であることがわかる
習慣化というと、単なる“回数”の話だと誤解されがちです。「繰り返せば自然に身につく」「3週間続ければ習慣になる」といった言説もあります。しかし実際には、意味を伴わない反復は形だけになり、状況が変わるとすぐに崩れてしまいます。重要なのは、「なぜその行動が必要なのか」という意味づけを、毎回の実行時に丁寧に確認できているかどうかです。良い習慣化とは、意味を反復するプロセスのこと。教えるべきは行動そのものではなく、その行動の“解釈”なのです。
どうやって「職場の若手」を早く戦力化するか?
「今どきの若手は、昔に比べると質が低い」
これは多くのマネジャーから聞く不満です。
いわく、働き方改革がなかった昔のほうが、現場で厳しく鍛えられ、活動量を多く確保できたので、良い経験を積むことができた……しかし、昨今は、世の中の風潮もあり、そういった指導はしにくい。
このようなコメントです。
一方で、早期戦力化を目指す企業では、早く一人前に育てなければというプレッシャーから、型を教え込み、ミスを叱り、結果を求める指導スタイルに走りがちです。
しかし、そうしたアプローチが、かえって若手のつまずきを生み、「伸び悩む若手」「空回りする努力」「教えても動かない人材」という結果を招いてしまっている現実があります。
若手の早期戦力化は、実に難しいテーマです。
当社が実施した営業1041名への「成長」に関する調査結果を読み解いていくと、真に早く成長する人とそうでない人の差は、「性格」や「根性」ではなく、どんな指導を受けたか、どんな関わり方があったかに集約されることが見えてきます。
すぐに成果を出す人には、「期待のズレを把握する視点」や「失敗に意味を見出す態度」など、明確な共通点があるのです。
では、なぜ多くの職場では、それができていないのでしょうか。
その背景には、「もともと自信がある若手は伸びる」「失敗は避けるべきもの」「個性はいらない」といった、“一見もっともらしい”思い込みがあります。
こうした常識が、実は若手の可能性を閉ざすブレーキになっていることに、現場の多くの人は気づけていません。教えるべき内容や順番を誤ってしまっているのです。
そこで本セミナーでは、若手をつまずかせずに早期に戦力化するために必要な指導の原理原則を、5つの観点からお伝えします。
まず初めに、若手が努力を空回りさせないためには「相手の期待を見極める力」を育てることが最優先である理由を明らかにします。
そして、「自信があるかどうか」ではなく、「不安とどう向き合うか」が成長の鍵であるという事実をご紹介します。
さらに、育成の現場でありがちな“失敗回避”のマインドセットを乗り越え、「失敗を歓迎する組織風土」が若手の挑戦を引き出すことを、事例とともに解説します。
また、型を教えるべきか、個性を尊重するべきかという永遠のジレンマに対しては、「順番」がカギであることを提示し、どうすれば両立できるのかを具体的に示します。
最後に、「ただの反復」では身につかないという習慣化の落とし穴を踏まえ、「意味づけの反復」がどのように行動定着を促すかを掘り下げます。
“成長が早い若手”は、最初から地頭がいいわけでも、精神的にタフなわけでもありません。
初期指導で何を教え、何を伝え、どう接するかによって、誰でも「伸びる人材」になり得ます。
本セミナーでは、「成果を左右する基本動作の習得方法をとことん具体的に、体系化する」というアプローチで、エッセンスを解説します。
これまで、弊社では書籍『無敗営業』『無敗営業チーム戦略』に書かれているメソッドをベースに、50業種以上、4万人以上の営業パーソンを支援してきました。このセミナーでは、下記5つをアジェンダとして具体的なアプローチをお伝えします。
- 「相手の期待とズレないこと」を真っ先に教えるべき理由
- 「自信がある若手」より「不安とうまくつきあえる若手」が伸びる
- 「失敗を防ぐ」のではなく「失敗を歓迎する」
- ”型”と”個性”を両立する鍵は「順番」にある
- 良い習慣化とは「反復」ではなく「意味づけの反復」である
皆さんとお会いできるのを、楽しみにしております。
開催概要
日時
2025年9月3日(水)11:00-12:00
場所
ZOOM
当日の
アジェンダ
(1)「相手の期待とズレないこと」を真っ先に教えるべき理由
(2)「自信がある若手」より「不安とうまくつきあえる若手」が伸びる
(3)「失敗を防ぐ」のではなく「失敗を歓迎する」
(4)”型”と”個性”を両立する鍵は「順番」にある
(5)良い習慣化とは「反復」ではなく「意味づけの反復」である
定員
当日参加は150名を予定
申込み
方法
下記リンクからお申込みいただけます。
注意事項
TORiXセミナーは毎回テーマが変わります。
今後、本セミナーと同じテーマを取り扱うセミナーの企画は“未定“です。
また、この度「セミナー当日におけるやり取りやQ&Aを充実させたい」という趣旨で、資料の配布に関するアンケートはセミナー中にのみご案内することとなりました。
もし、「残念ながら参加はできないが、内容には関心があるので資料が欲しい」という場合は、担当よりお電話で確認をさせていただき、ご事情など個別に伺ったうえでの対応とさせていただきます。
皆様により良い内容をお届けしていくための趣旨ですので、何卒ご理解を頂けますと幸いです。
セミナーの内容や、当社サービスについてお知りになりたいことがある方はぜひ「無料相談会」へお申し込みください。

高橋 浩一 (たかはし こういち)
TORiX株式会社 代表取締役
代表取締役 高橋浩一
東京大学経済学部卒業。外資系戦略コンサルティング会社を経て25歳で起業、企業研修のアルー株式会社に創業参画(取締役副社長)。事業と組織を統括する立場として、創業から6年で70名までの成長を牽引。同社の上場に向けた事業基盤と組織体制を作る。
2011年にTORiX株式会社を設立し、代表取締役に就任。これまで4万人以上の営業強化支援に携わる。
コンペ8年間無敗の経験を基に、2019年『無敗営業』、2020年に続編となる『無敗営業 チーム戦略』(ともに日経BP)を出版 、シリーズ累計9万部突破。2021年『なぜか声がかかる人の習慣』(日本経済新聞出版)、『気持ちよく人を動かす』(クロスメディア・パブリッシング)、2022年『質問しだいで仕事がうまくいくって本当ですか? 』(KADOKAWA)、2023年『「口ベタ」でもなぜか伝わる 東大の話し方』(ダイヤモンド社)を出版。
2万人調査の分析に基づき、2024年4月に発売された新刊『営業の科学』(かんき出版)は、出版から2週間弱で2.5万部を超える反響を得た。
2024年4月から東京学芸大学の客員准教授も務め、「”教育”と”営業”の交差点」を探究している。
また、東京都内で「人生のヒントが見つかる」をコンセプトにしたリアル書店も経営。
参加者の声
講師としてお招きいただいた際の「参加者の声」をご紹介します。
大手食品メーカー 営業企画部長様
まさに自社の話でした。明日からでも早速提案してみたいと思います。非常に実践的な内容でしたので大変ためになりました。具体的事例が多く盛り込まれており、それに基づいて仮説検証されたお話が聞けたので、とても説得力がありました。
大手証券会社 営業統括室長様
営業活動を「見える化」してくださっている印象を持ちました。よく考えて見ますと、営業の構造をそもそも理解できていなかったので、客観的に分析されている点が特に全般的に響きました。
中堅人材コンサルティング会社 営業本部長様
間違った情報(思い込み)と正しい情報(真実)の取り扱いについて、「本質」を学べた気がします。クライアントと営業の認識のズレについての統計的なデータのお話が興味深かったです。
大手素材メーカー 人事部長様
おそらく3万人の営業パーソンと接してこられたからこその具体的なエピソードが盛りだくさんだったので、非常に納得感がありました。とても良い気づきをいただけました!ありがとうございました。
大手精密機器メーカー 経営企画部門長様
メンバーの教育手段としてのヒントをいただけた。マネジメント側によくありがちな悩みやそこに対するアプローチ方法が共感できると共になるほどという内容で、組織改革をするうえでの考え方を整理することができた。ありがとうございました!
中小・物流業 営業部長様
理論だけではなく非常に実用的な内容だったので、自身の営業現場をイメージしながら参加できました。社内で時間もコストもかけずにすぐに実行できる方法がたくさんあったのがよかったです。明日から早速実行します。
主催
私たちは、勝てる法人営業組織を
つくる専門家です。
私たちTORiX株式会社は、人材育成の課題に対して「組織に共通言語を根づかせる」アプローチで解決します。トヨタにおける「カイゼン」「見える化」「なぜなぜ5回」は有名な例ですが、特定のキーワードに基づく仕事の進め方が社内に浸透すると、それは強力な共通言語となります。TORiXでは、「個人における習慣化」と「組織コミュニケーション」の両面から、共通言語化を支援します。
1
人材育成のための研修
2
組織開発と仕組みづくり
3
業績向上のためのコンサルティング
この3領域を掛け合わせて、営業組織や新しく事業を創る組織の「現場」に入り込み、お客様との二人三脚によって課題解決に向けて伴走いたします。
過去に数百人が参加したセミナーの内容を凝縮
本セミナーの講師である高橋は、過去に東洋経済や日経MJなどのセミナーに登壇し、定員を大幅に超える800名以上にお申し込みをいただくなど、今までに4万人以上の営業パーソンのお悩みを解決してきた実績があります。
今回は従来の対面型の大型講演やセミナーとは違い、人数を限定したセミナーにすることで、インタラクティブなやりとりや質疑応答のお時間も盛り込んでいます。
時間が限られていますので、全てのご要望にお答えすることは難しいと思いますが、この難局を乗り切るべく、できる限りお伝えしてゆきます。