事業開発・組織開発・研修

 
 
 
 
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強い組織には“共通言語”がある

研修や組織開発というと「みんなで集まるワークショップ」「その場では楽しく学びも深いが、しばらく経つと忘れ去られる」といったイメージを持たれる方が多いかもしれません。もちろん、研修やワークショップを通じて、貴重な発見や気づきが得られるものもあります。しかし、本来組織のチカラは時間をかけて築かれるものであり、成果として問われるのは、「研修や教育が終わって数ヶ月、ひいては数年経ったときに、組織がどうなっているか」であるはずです。

それゆえTORiXでは、目指すべき価値観や行動規範を実現するための習慣やコミュニケーション手法を、「共通言語化」することを重視しています。トヨタにおける「カイゼン」、ヤフーの「1on1ミーティング」、Googleの「OKR」などを聞いたことがある方は多いと思います。ただ、これらのキーワードは単に施策や制度として理解されていることが多く、その状態で1on1ミーティングやOKRを真似しただけで成果が出ることはありません。大切なのは、組織において、「どのぐらいの人数が」「どのぐらいの頻度」「どのぐらい深く」行動に結びつけているかです。

共通言語は創って終わりではありません。日常的な仕事のプロセスの中で、共通言語を活かし、その組織の強みとして結実するまで浸透させていくことで、はじめて組織を変える原動力となっていくのです。

 
 

 
 

共通言語は”共通体験”から生まれる

共通言語が生まれる過程では、「同じ場に居合わせる」という意味での集合研修がきっかけになります。 TORiXでは、ハーバード大学の教授であるロバート・カッツ氏が掲げるモデルを参考に、「コンセプチュアルスキル(概念化能力)」「ヒューマンスキル(対人関係能力)」「テクニカルスキル(業務遂行能力)」の領域をカバーする研修ラインナップを揃えております。

各テーマの研修は、7時間を基本としながらも、3.5時間や2時間の単位へ切り分けるカスタマイズも可能です。 また、いわゆるスキル研修を行うのみならず、対話(ダイアログ)の場作りや、オフサイトのワークショップ、チームビルディング合宿なども、ご要望に合わせて承ります。

 
 
 
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“DAIPS”で、成果が出るまで伴走し続ける

TORiXでは、お客様とともに共通言語を創り浸透させていくためのプロセスとして、独自のフレームワーク“DAIPS”を用いています。 Design(設計)、Assessment(診断)、Implementation(施策)、Practice(実践)、Success(成功体験)というプロセスは、研修に加えて日常的な仕事を通じて実現するものです。

Design(設計)のフェーズでは、まず組織の目標や既に認識されている課題を整理し、仮設としての共通言語を設定します。次にAssessment(診断)では、仮説として設定した課題や共通言語が正しいものか、現在の組織の状態を確認します。そして、Implementation(施策)のフェーズで共通言語を組織に浸透させていく取り組みや仕組みを検討し、Practice(実践)として日々の仕事の中で実現していきます。最終的に、Success(成功体験)によって仮説を検証し、必要に応じて共通言語や目標を修正することで共通言語の浸透プロセスを深めていきます。

多くの研修やワークショップでは、「事後フォロー」として、「アクションプランをどう実践しましたか」と確認するにとどまっていますが、成果を出すためには「成功体験」ができているかどうかのモニタリングまで行うことが極めて重要です。

 
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