質問力のプロの悩み時期について【前編】

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質問力に出会う前夜:何もかもがまったく思い通りにいかなかった時期

営業活動において必要なスキルセット、マインドセットはいくつもありますが、
今回は自分のマインドセットや価値感を変えるきっかけになったお話をします。

20代の頃は、人生の殆どの時間を仕事に費やし、一心不乱!という状態で過ごしていました。

しかし、30歳手前の頃、仕事も仕事以外のこともまったく思い通りにいかなくなった時期があり、「自分自身のビジネスパーソンとしての鮮度」について、考えるようになったのです。

とにかく、毎朝起きたら辛くてしょうがなく、目は覚めてもベッドからなかなか出られない、大事な仕事には遅刻しそうになる(実際に遅刻もしました)…。

せっかくの週末も、朝起きたらとにかく体が重くてベッドから出られず、一日中モゾモゾしたまま夕方になって…。

「今日もなんて無意味な一日を過ごしてしまったのだろうか」と頭を抱えるような時期がずっと続いていました。

どうにか起きられるように、とビックカメラに行って「一番音が大きな目覚まし時計を6個ください」と言い、”ライデン”という目覚まし時計を6個買いましたが、それでも起きられませんでした。


とにかく本当に行き詰まっているが、ずっとこのままというわけにもいかない。
なにか良い方法はないか、この壁を突破する方法はないか、「いろいろな人に会いに行く」「いろいろな本を読む」…とにかく手当たり次第行動してみて、その中で、これだな、と思った体験があったのです。

トップレベルの方々と接して気づいたこと

ちょうどそのとき、日本や世界で何かを成し遂げているようなトップレベルの方々(ご年齢は50~60歳くらい)と何人かお会いする機会をいただくことができました。

第一線でご活躍されている方々に、自分のような何も成し遂げてない若い人間が会いに行っているのですから、その方々からすると「こんなことに時間使ってどうするの」(そんな若者と会うこと)といった感じだったと思います。

しかし、お会いした方々は、すごい方であればあるほど「俺は偉いんだぞ」というようなオーラが出ておらず、とてもフラットに接してくださったのです。

会っているときはもちろん、その前後の連絡のやりとりなどでも、それは感じられました。

たとえばメール一本をとってみても、ものすごく忙しいはずなのに、早いときには数分単位で返信が届くようなフットワークの軽さがあり、あるいは、スケジュールが本当にパンパンな中で時間を作っていただいているにも関わらず、ものすごく忙しそうな気配がまったくしないのです。

自分とは違う「何か」

会えば会うほど不思議な感じがして、このような方々の人生はどうなっているのだろうか?ということに興味が湧きました。

そして、その方々をロールモデルとして、自分もこういう風になりたいな、こんな佇まいや振る舞いができるようになりたいな、と思いました。

魅力的な方々と自分との違いは何なのだろう、ということが知りたくなり、世の中で何かを成し遂げた方々の人生の歴史を、本などでたくさん探していきました。

すると、多くの人が「付き合う人たち」「時間やお金の使い道」「仕事を選ぶ時の基準」について明確な自分の軸をもっているということに気がついたのです。

そして、今までの自分にはなかった気づきや発見をきっかけにして、30歳以降、自分の行動を変えていくことになるのです。

具体的に、何を変化させていったのかは、後編でお話していきたいと思います。

コラム高橋浩一